近畿大学を卒業してすぐに、高松の家具メーカー(株)モリシゲに入社し、商品開発部に配属されました。商品開発部というのは、メインは商品開発ですが、家具のデザイン、注文家具の製図、商品を実際にカタログに移すための準備など、地方の中小企業だったので仕事の範囲が非常に多かったのですね。販売のお手伝いで富山県に行って別注家具の取り付けなど、ものづくりの現場で経験させてもらいました。また、家具デザイナーの先生方の間に立って、デザインを形にすることなども学ばせてもらいました。
そこには6年ほど在籍し、その後、東京営業所に3年いました。そこでは営業と東京市場の情報を本社に伝える業務を行いました。代官山に営業所があったのですが、あの頃は代官山アドレス、松島菜々子主演のドラマ「やまとなでしこ」のロケ現場など注目されるエリアだったのです。いわゆる最先端の情報に触れる機会をいただけたと思いますね。東京というエリアはとにかく情報の多い街で、あの頃は自分にとって非常にいい人生の経験を、貴重な経験をさせていただいた期間だったと思います。
9年間会社勤めをして、その後徳島に帰ってきました。それは、長男ということもありましたが、また、会社勤めをしている人はどなたでも考えることだと思いますが、最後まで同じ会社で全うしていくか、独立するかということで、私はたまたま知人や友人の関係や支えがあって、独立という選択肢を選んだのです。
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